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最近では、どの業界も不況で社員をリストラしたがっているところが多いです。
そのための手段の一つとして、偽ヘッドハンティングを利用することもあります。
具体的には、ターゲットの社員に対して偽ヘッドハンティングに引き抜きの勧誘をさせて、自主退職してもらうという方法です。
社員の情報は会社から、偽ヘッドハンティング屋に垂れ流しになっているため、あなたのことを知った経緯だとか、長所だとか、手がけたプロジェクトなどの話は実にリアルで、ついつい信用してしまうわけです。
そこで、あなたが乗り気になれば、事務所に案内する。
もちろん事務所は一過性の偽事務所な訳です。机等の備品も、社員も全部、その時だけ。騙された社員が、会社に辞表を出せば、あとはドロンと消えてしまう。
当然、ターゲットの社員は、職も失って路頭に迷うことになるわけですが、元の会社としては、そんなことは知ったことではない。
元の会社に連絡しても、
「何?だまされただって?でも、だまされるあなたが悪いでしょ。」
ととぼけて、相手にもしてもらえない。
こういう話は、結構あります。
ですから、ヘッドハンティングされたときは、本当に自分がヘッドハンティングされるだけの実力があるのかどうかよく考えてみることが大切です。
もしも、自分よりも優れている先輩がいるのに、その人には声がかからず、自分にだけ声がかかっているようであれば、怪しいと思ったほうがいいかもしれません。
出世競争が激しい会社だと、同僚が、偽ヘッドハンティングを利用して蹴散らしているということもあるようですからね。